深く、美しい青き水が生まれる柿田川公園(清水町)
と、だんだんと思考が膨らんで自我の境界線がなくなって、全部どーでもいんじゃねっかなと悟れるような。それが柿田川公園の湧き水です。
富士山の麓。三島市の三島駅は名水どころとして有名です。街中に流れる小川の数々と富士山の伏流水が生まれ出る湧水は見て麗しく、飲んで美味。楽寿園ルートにしろ白滝公園ルートにしろ、川の流れとともにほとりを歩いていると自分の精神に溜まった毒素が抜け落ちて清涼感オーラを身に纏えるような気持ちになってくるんですよね。
公園内は極力手を入れないようにしているようで、日本とは思えない原生林的世界が広がりますが、
実は遊歩道が整備されており、サンダルでも各所の湧き水を見て回れますよ。
傾斜がついた場所から、とめどなく滲み出てくる、水、水、水。
ここは、常に川が生まれている場なんですよ。
過去には製紙工場があり、工業廃水が川を、そして駿河湾を汚していたとのこと。その名残が井戸跡から伺えますが、現在は澄み切った水が湧き出て、短いながらも美しい水系を作っています。
特に第二展望台から見られる、青い湧き水には圧倒されること間違いありません。僕はここが、世界で最も美しい湧き水だと信じて疑っていません。
ノイズだらけの毎日にお疲れのみなさま。新幹線を使えば東京から1時間ちょい行ける水の聖地に行って、癒されてみませんか。目とココロコリほぐしにいきませんか。