幸せやってきた。美味しいおっにくーがやってきた「炭火焼ホルモン かぶん」(赤坂)
香り立つ...肉! 肉の数々!
2014年3月。友人に誘われて勝手にいわきガイド ツアーに参加しまして。いわきの食と自然、そして震災後の復興状況をつぶさにみてきました。
これがモウ美味しいところいっぱいなんですよ、いわき。駅前からしてレベルが高い。常磐ハワイアンセンタースパリゾートハワイアンズに宿泊すれば東京・埼玉・千葉・仙台からタダで行けますよ!
んで先日、ツアーメンバーのみなさま+飲み友達と「肉食べたい!」と前のめりなダッシュを決めながら、赤坂にある「炭火焼ホルモン かぶん」に行ってきました。
お店の外観はこちら。こんな画像で申し訳ない! 食後、かぶんでいい気分になっちゃってホワイトバランスも露出も考えずに撮っちゃったので!
コチラを見て頂ければ、ビューティフーなお店だということがわかっていただけるかと。
赤坂で焼き肉するなんて初めて。よっぽど高いのかと思ったら。
あれ。普通のお値段ですよ。豚のタンなんて570円。ぼくんちのあたりより安いかも。
参加者全員揃ったので乾杯です。ビールも美味しゅう。
第一走者はコッチョリという浅漬けキムチ。これがいきなりヒートでエンド。大ライス案件すぎで、キムチごはんでごちそうさましてもいいと思えるほど、美味。
にんにくの利いたキムチソースに、シャッキリ新鮮な白菜を和えているイメージで、煮ていないのに白菜の甘さが際だっているんです。
塩サラダも負けていません。木の実のカリコリ感と菜っ葉のシャキシャキ感が気持ちいい。
エビの刺身にかかっているのはスイートチリソース...エビチリか!
前菜からヤラれた感が濃厚ですが、まだ僕らの戦いははじまったばかりです。
そして最前線にお肉様、ご入場。
炙りロースはサッと、ジュッと焼き色をつけるだけでいただきます。
付け合わせのワサビ&大根おろしを巻くと巻くと...くぅ。
ワサビと肉の組み合わせを思いついた人は天才。関係ありませんが、回転寿司における最強のメニューはワサビを練り込んだかんぴょう巻。アレも甘みと絡みのくんずほぐれつが旨いのです。
おっにくーの出汁が濃厚でクリーミーなスープも、もうココで死んでもいい気分になれるもの。
続きましてはタン&ハラミ。
こっちがジョンじゃなくてタン。
こっちがパンチじゃなくてハラミ。2人とも、いい表情です。焼かれる気まんまんです。
古きドイツ車を思わせる肉厚っぷり。噛みしめたときのタイトな歯ごたえと旨みの染み渡り具合に惚れます。
馳走。そうだこれは地層だ。まさかご馳走と地層にそんな因果があるだなんて。
1回噛みしめて、じゅ。2回噛んで、わー。くそう、いいムーブ決めるじゃないですか。
網の端ではガリバタ作ります。単体のおつまみかなと思ったら違いました。付け合わせのアイテムゆえ手出し無用。いい香りがしても箸を伸ばしてはいけません。いけませんったらいけません。
そして登場したのがリブロースの芯です。エンピツと言うんですって。
どう見てもスター・デストロイヤー。それもインペリアル級です。
こんなでっかい塊に火を入れるなんて、相当のウデがないと無理でしょう。
そこで大人の肉ドリルの著者・フードアクティビストの松浦達也さんに焼いていただきました! 焼いて、いただきました!
こちらの本もまた絶品。男子力高くブ厚い肉を美しく神々しく焼き上げたい方はソラで言えるくらい読み込むべき。
エンピツは、旨みが塊になって押し寄せてきたなあ...。いつまでもかみ続けたいと神様に願っちゃうくらい、サシの甘さより赤身の美味さが勝ってた。「肉本来の味がする部位」って、なるほどなあ。
カイノミもステージにオンです。焼き上げたら先ほどから時間をかけてゆっくりと育てたガリバタと一緒に実食です。...ああっ! こっ.......れは、震える。ニンニクに正義アリです。
第二部、ホルモン部に入りました。初手はシロ。小腸です。
食べ頃になると、テイクオフするかのごとく羽を広げるんですよ。お前ら全員オパオパか! かわええなあちくしょう。
うっすらピンクなシビレ。柔らかくコリッコリの歯ごたえ。
そしてミノ。なるほど、AメロBメロCメロと行くにつれ、だんだんと味付けが濃くなる展開なんですね。
最後にでてきたキムチチャーハンもまたグレイトです。これはいいラスボス。ふっくらとろとろ卵の下に、ピリリと程よく辛いチャーハンが隠れていて、一緒に食べてお口のなかでマリアージュ。僕もみんなもマリアージュです。書いてて意味わかりませんが、そこはノリで。