きのこの山脈が凄かったうんなんきのこ火鍋の「御膳房」(銀座)
Facebookで友人のポストを見ていたら「うんなんきのこ」という素敵な文字列を発見。さっそくGoogle先生にお尋ねすると、雲南料理というカテゴリがあるんですね。
冬だし寒いし火鍋したいし、その友人の集まりにお邪魔して食べてきました。うんなんきのこ。
竹簡に刻まれたドリンクメニュー。こういう仕掛け、好きです。でも飲み放題のコースメニューとは別メニュー。
なおビールと紹興酒と杏露酒と桂花陳酒と(ちゃんとした)烏龍茶などが飲み放題。中華なお店ですもの。紹興酒はいかないとね!
季節前菜の盛り合わせ。一口ずつ、可愛らしく並べられています。中央上のキクラゲがピリ辛で美味しかったなー。
そして登場したのがキノコの山脈!
戦艦かそれとも王蟲か。というかこれ全部、菌か。形も色も十人十色で、すごいな自然。
そしてはじまるフォトセッション。どの角度から見てもいい笑顔しているんですもん。めっちゃフォトジェニックなんですもん。仕方ありません。
重ねられていたのは山伏茸、柳松茸、ポルチーニ、エリンギ、黄えのき、ジャンボなめこと...あとなんだったかなあ。
なお、これはどうやら見せキノコで撮影後は退場。火鍋はステージ裏で調理されたので、この量をそのままいただけたのかどうかはクエスチョンですが、10人で行って全員がかーなーりお腹いっぱいになったことは事実です。うん、これ喰らい尽くした気がする。
メニューには黒豚と野菜の辛味煮込みとありましたが、酢豚。酢豚×パイナポーは否定派ですが、これはかなり厚手の衣にまったりした餡でコーティングされており、水気の多いパイナップルとの相性がグゥ。ビールと合う!
豆腐の雲南風炒め。うん。麻婆豆腐です。辛味も痺れも薄いんだけどめちゃくちゃ美味しい! 豆腐に味付けされているのでは、と好評でした。ああ、これで麻婆飯できないかなあ。
というのも、ちょっと足りなかったのです...。ステッキーすぎるお皿にちょこんと。
しかしいま思えば、この量はお店の良心なのかも。
御膳房特色点心も、(頑張れば)一口サイズ。小籠包か!と思えるほどのジューシーさで、満足度かなり高いんですよ。
そしてきました、火鍋です。雲南キノコ地鶏火鍋です。滋味あふれるスープを飲んでいると、なんだか身体がキレイになってく気がする。そしてぜんぜん辛くない。
続いてかぼちゃが入った2杯目が来ましたが、これもまたあまり辛くない。雲南料理は四川の流れもくむとWikipediaにありましたが、辛さ追求系じゃないんですね。
シメは雑炊か米線。米線の場合は坦々スープまたはピリ辛スープも選べます。これも、見た目ほどには辛くない。なるほどなー。
最後のデザートは杏仁豆腐&ココナッツミルク。ほっと一息です。
お値段は2時間の飲み放題入れて9000円ちょいと。でも2時間以上ゆっくりとできますし、火鍋の美味しさ(と辛くなささ)はかなりビックリできた。これなら辛いのが苦手な、大事なお客さんを連れて行くのもよさそう。
そして辛くないのに、身体の火照り具合がハンパなかった。公式サイトには「男性のパワーアップステーション」と身も蓋もない一文が記されていましたが、銀座から秋葉原まで深夜のIngress放浪記をやってもぽっかぽか。いやあ、真冬の夜風がこんなにも心地よく感じるとは。きのこ、すごいな。