幸せやってきた。美味しいおっにくーがやってきた「炭火焼ホルモン かぶん」(赤坂)
香り立つ...肉! 肉の数々!
2014年3月。友人に誘われて勝手にいわきガイド ツアーに参加しまして。いわきの食と自然、そして震災後の復興状況をつぶさにみてきました。
これがモウ美味しいところいっぱいなんですよ、いわき。駅前からしてレベルが高い。常磐ハワイアンセンタースパリゾートハワイアンズに宿泊すれば東京・埼玉・千葉・仙台からタダで行けますよ!
んで先日、ツアーメンバーのみなさま+飲み友達と「肉食べたい!」と前のめりなダッシュを決めながら、赤坂にある「炭火焼ホルモン かぶん」に行ってきました。
続きを読む冬がくると思い出すイカ鍋「ときわ」(千住大橋)
43年の僕歴史のなかで、トップクラスの美味鍋なんですよ。
薄くてバリバリな衣が素敵な串揚げ屋・天七、ぷりぷりのエビにフレッシュなカニ料理をいただけるえびかに家、セクスィなカエルの下半身姿焼きが出てくるきんちゃん家などなど、味のある飲み屋が多い東京北千住。春日部に住んでいた子供の頃、北千住へ上京するたびドキドキしたものです。駅前に「断る勇気、覚醒剤」みたいな標語が記されたモニュメントがあったりして。
そこから歩いて15分くらい。千住大橋という地に、大都会北千住に負けないステキな居酒屋があります。それが「ときわ」です。
「ときわ食堂」という名前は聞いたことがある人、いるかもしんない。明治時代に生まれた常盤花壇という料亭が発祥となって作られたときわ食堂は、いまも東京の下町のあちこちに多くの支店があります。その一員、由緒正しいときわ食堂が結成した東京ときわ会に属する、唯一の居酒屋がここ千住大橋のときわなんです。
続きを読むお抹茶×ITでなにしよう?なにできる?「第2回茶ッカソン in Tokyo」れぽ
ビールも焼酎も日本酒もワインも好きですが、お茶も好きです。移動中はペットボトルで、仕事中はティーバッグか粉末茶で、デスクから離れられる時間になると茶葉で、日々お茶との生活を楽しんでいます。
ある日のこと。飲み友達から「第2回茶ッカソン in Tokyo」のレポート書いてくれないかと頼まれました。おー。お茶×ハッカソンだなんて面白そうじゃないですか。ということで行ってきましたヒカリエに。
ここでおさらい。茶ッカソンは伊藤園が主催するハッカソンです
2014年5月、サンフランシスコにあるEvernote本社で行われた「Chackathon」が歴史のはじまり。お茶+ハッカソンで、参加者みなさんのアイディアに着火するといった意味もあるみたい。
そして2014年10月、渋谷ヒカリエで「第1回茶ッカソン in Tokyo」が開催されました。
第1回は、「渋谷ヒカリエ8/(hachi)」にて、おいしい日本食とお茶を味わいながら、『新しいお茶体験 ~お茶とITを使って、世界中の人々とつながる方法を考えよう!~』というテーマで議論していきます。多様なバックグランドを持つ皆さんが、チームに分かれ、お茶を飲みながらコミュニケーションすることで、今までにない新しい画期的アイデアの創出を目指します。
飲んで、ふぅっと。ほのかな微笑みを浮かべ、しみじみとした幸せ感を得られるお茶があれば、コミュニケーションも加速するということでしょうか。
第1回茶ッカソン in Tokyo|イベントレポート - CREATIVE SUPPORT DRINK 伊藤園園
を見ると、お茶の効能の説明からのハッカソン、そしてプレゼンと、一日でガッと駆け抜けた模様です。
第2回茶ッカソン in Tokyoのテーマは「MATCHA ~抹茶のある生活について考えよう~」
しかし、今回見てきた「第2回茶ッカソン in Tokyo」のスケジュールは違うようです。まず1月24日に朝日新聞メディアラボ渋谷オフィスで概要説明&チーム分け、そして1週間後の1月31日に渋谷ヒカリエ8/(hachi)で制作物を含めたプレゼンテーションが行われました。
『MATCHA ~抹茶のある生活について考えよう~』
1.食(お茶)のあるところでコミュニケーションが高まることを皆さまと共に体現すること。
2.「日本(お茶)文化×IT」で世界に通用するビジネスネスモデル(姿勢)を打ち出すこと。
抹茶…というかは、お茶を、お茶がある場をハブとして人とアイディアと技術を繋げていくという思想なんですね。かなりざっくりとした内容ではありますが、1週間という期間でいったいどれだけのモノが作れるのでしょうか。
1月31日の茶ッカソン、まずは尺八ライヴからスタート
お茶のココロは和のココロ。朝10時30分、ヒカリエの8階に工藤煉山さんのしらべが響き渡ります。いいですね。カコーンと鹿威しの音も聞こえてくる気もしてくるふしぎ。
続いて10分間(!)というロング&ロンガーな座禅タイム。なんだろう、僕の知ってるハッカソンと違う…! 宇宙と1つになれちゃうのでしょうか。全は宇宙、一は俺の境地にたどり着けちゃうのでしょうか。
そして司会のお二人のトークにスイッチ。一週間という準備期間を経ての今日が最終決戦であることが伝えられます。なおこの一週間の間に、伊藤園の本社に乗り込んできた人や、愛知の茶園で勉強してきた方もいるとのこと。みんな本気すぎる…!
7チーム(1チームあたり5~6名)が議論・ハックを行って、最終ステージでプレゼン。優勝チームには鎌倉三衣の作務衣(1着2万5920円!)とチーム全体で「おーいお茶」を30ケースをプレゼント!
グループワークからの抹茶ランチからのグループワーク
11時になると司会の方々は退場し、各チームでディスカッションスタート。
伊藤園のティーテイスターが入れてくれたお茶を飲みながら、あーでもないこーでもないと。しかしこのお茶、美味しかった。手早く大量に注いでいるのですが、甘みがいっぱいの脱力系。これはリラックスできるなー。
なお一週間という準備期間がよかったのか、すでに煮詰める時期に入っているチームもありました。
全体の雰囲気は基本的にほのぼの。こんなハッカソンははじめてみたなあ。すでにお茶×ITで形を出しているじゃないですか。運営チーム、一歩リードですとか言いたい。言ってみたい。
ランチタイムには、food unit GOCHISOさんの手による抹茶ハック作品が! なんと抹茶×世界の料理のコラボです。
フランス×抹茶=抹茶のキッシュ
中国×抹茶=緑茶で煮たチャーシューを挟んだサンドイッチ
日本×抹茶=抹茶と白味噌のおむすび
スペイン×抹茶=抹茶のパエリア
イタリア×抹茶=バジルの代わりに抹茶を使ったジェノベーゼ
アメリカ×抹茶=フライドチキンとフライドポテトと抹茶のお塩
タイ×抹茶=豚肉のココナッツミルク煮+抹茶のグリーンカレー風
food unit GOCHISOさんは普段ケータリングをやっているそうですが、こういった特定のお題からメニューを作るのが得意なんですって。僕も頂きましたが美味しかった! 特に抹茶のパエリアが!
「抹茶って思っていた以上に個性が強かったんですよ。個性を出し過ぎてしまうと苦くなっちゃう。だから苦みを出さずに抹茶らしさを出すのが難しかったけど楽しかったです!」
そしてプレゼンテーションのタームにIN
審査を勤めるのは左からLINEの森川さん、ライフハッカーの米田さん、サラリーマンの坂本さん、Skyland Venturesの木下さん、AMFの椎木さんの5名。そして各チームのプレゼンがはじまりました。
2020年に向けて抹茶アンバサダーを育成しよう、2階建てペットボトル&スマホアプリでお茶のシェアをハートフルにしたい、ゴミを拾ったぶんだけ抹茶プレゼントなゲームスタイル、会議室を茶室と見立ててのサポート(?)アプリなどなど、様々なアイディアが発表されます。中には小咄風、ドラマ仕立てなプレゼンもあり楽しさいっぱい。みなさん、人前でのプレゼンに慣れていますね!
審査中にもうひとお茶。and 亀戸天神・船橋屋のくず餅をいただきました。これが! また! ぷりっぷりなんですよ歯ごたえがぷりっぷり。お茶がすすむ!
抹茶×ARなコミュニケーションアプリを作った「CHACKEY」が優勝!
そして会場から笑いがもれまくりだったチーム「CHACKEY」が優勝しました! 彼らが提案し、実際に作ったアプリは「OCHAME」。飲み物のボトルに貼られたQRコードをスマホで読み取ると、メッセージが表示されるというシステムです。
まず運命の一期一会な人がいたら、
QRコードのシールを貼った飲み物をプレゼント。それを「OCHAME」で読み取ると…
直接伝えるのが難しいメッセージもこのとおり!
これで一期一会ではおわらず、運命の出会いにステップアップできるのです! もちろん「ごめんなさい」の可能性もありますけど!
もちろんマジメな使い方もできるでしょう。家族に普段からの感謝の気持ちを伝えたり、部下をいたわったりとか。技術としてはすでにあるものですが、言えない言葉を伝えたいという視点で構築すると、こんなにも幸せ一直線になりえるかもしれないアプリができるだなんてびっくりです。
いやあ楽しかった楽しかった。お邪魔しました!
おでんの出汁割りと思ってたら「立呑風太くん」(阿佐ヶ谷)
安くてもしっとり&しっかり。そんな樹脂マットレス「ブレスエアー」
低反発マットレスと比べて寝返りが楽だし身体への負担も少ない、マイクロポケットコイルマットレスと比べると薄くて軽くて扱いやすくて、安い。そんな高反発マットレス「エアウィーヴ」が人気です。
ランダムな編み目状の樹脂層。これが高反発のヒミツ。オーディオにはまっている方には、滑り止めとしてだけではなくスピーカーの防振シートとしても使えるキタリアのアンティーをブ厚くしたようなモノといえば伝わりやすいでしょうか。
以前仕事で「エアウィーヴ」を体験してからというのも惚れちゃって、何かしらのタイミングで買いたいなと思っていましたが忘れました。そしてAmazonをぶらぶらしていたら、なにやら似てるアイテムがありますよ?
東洋紡のブレスエアーがソレ。シングルタイプのエアウィーヴが4万円近くするのに対して、ブレスエアーは8,980円。1万円以下です。
これなら試しに買ってもよさそう。身体に合わなくてもネタになると思えばおちうことで注文してみました。
でかい段ボール箱に、無造作に丸めて入れられていたブレスエアー。うん。こういう格安アイテムはこうでなくちゃいけません。バルク感こそ大事です。
袋を開いてみますと、樹脂マットがこんにちわ。指でふにふにしてみましたが、悪くない!悪くない! 記憶の中にあるエアウィーヴとは感触(堅さ)が違うような気もするけど、悪くない!
この価格でもカバーつきです。柄がどーのこーのというのは後回し。実にリーズナブルです。
マットレス部分をどアップにすると、こんな。このランダムな樹脂の層が、絶妙なクッション性を生んでいるんですよ。
さっそく、長年お世話になっているベッドの上に敷いて寝てみました。翌日の目覚めはよかったです。最近肩こりがハンパなくって、マッサージに通いまくりだったのですが、1週間ほど使ってみたところ、明らかに辛さが低減しましたよ。
きのこの山脈が凄かったうんなんきのこ火鍋の「御膳房」(銀座)
Facebookで友人のポストを見ていたら「うんなんきのこ」という素敵な文字列を発見。さっそくGoogle先生にお尋ねすると、雲南料理というカテゴリがあるんですね。
冬だし寒いし火鍋したいし、その友人の集まりにお邪魔して食べてきました。うんなんきのこ。
竹簡に刻まれたドリンクメニュー。こういう仕掛け、好きです。でも飲み放題のコースメニューとは別メニュー。
なおビールと紹興酒と杏露酒と桂花陳酒と(ちゃんとした)烏龍茶などが飲み放題。中華なお店ですもの。紹興酒はいかないとね!
季節前菜の盛り合わせ。一口ずつ、可愛らしく並べられています。中央上のキクラゲがピリ辛で美味しかったなー。
そして登場したのがキノコの山脈!
戦艦かそれとも王蟲か。というかこれ全部、菌か。形も色も十人十色で、すごいな自然。
そしてはじまるフォトセッション。どの角度から見てもいい笑顔しているんですもん。めっちゃフォトジェニックなんですもん。仕方ありません。
重ねられていたのは山伏茸、柳松茸、ポルチーニ、エリンギ、黄えのき、ジャンボなめこと...あとなんだったかなあ。
なお、これはどうやら見せキノコで撮影後は退場。火鍋はステージ裏で調理されたので、この量をそのままいただけたのかどうかはクエスチョンですが、10人で行って全員がかーなーりお腹いっぱいになったことは事実です。うん、これ喰らい尽くした気がする。
メニューには黒豚と野菜の辛味煮込みとありましたが、酢豚。酢豚×パイナポーは否定派ですが、これはかなり厚手の衣にまったりした餡でコーティングされており、水気の多いパイナップルとの相性がグゥ。ビールと合う!
豆腐の雲南風炒め。うん。麻婆豆腐です。辛味も痺れも薄いんだけどめちゃくちゃ美味しい! 豆腐に味付けされているのでは、と好評でした。ああ、これで麻婆飯できないかなあ。
というのも、ちょっと足りなかったのです...。ステッキーすぎるお皿にちょこんと。
しかしいま思えば、この量はお店の良心なのかも。
御膳房特色点心も、(頑張れば)一口サイズ。小籠包か!と思えるほどのジューシーさで、満足度かなり高いんですよ。
そしてきました、火鍋です。雲南キノコ地鶏火鍋です。滋味あふれるスープを飲んでいると、なんだか身体がキレイになってく気がする。そしてぜんぜん辛くない。
続いてかぼちゃが入った2杯目が来ましたが、これもまたあまり辛くない。雲南料理は四川の流れもくむとWikipediaにありましたが、辛さ追求系じゃないんですね。
シメは雑炊か米線。米線の場合は坦々スープまたはピリ辛スープも選べます。これも、見た目ほどには辛くない。なるほどなー。
最後のデザートは杏仁豆腐&ココナッツミルク。ほっと一息です。
お値段は2時間の飲み放題入れて9000円ちょいと。でも2時間以上ゆっくりとできますし、火鍋の美味しさ(と辛くなささ)はかなりビックリできた。これなら辛いのが苦手な、大事なお客さんを連れて行くのもよさそう。
そして辛くないのに、身体の火照り具合がハンパなかった。公式サイトには「男性のパワーアップステーション」と身も蓋もない一文が記されていましたが、銀座から秋葉原まで深夜のIngress放浪記をやってもぽっかぽか。いやあ、真冬の夜風がこんなにも心地よく感じるとは。きのこ、すごいな。
「食戟のソーマ」で旨そうだったぬか漬けサンマがめちゃ美味でした「なぎ」(渋谷)
皮はパリっと焼き上がっているし、身はふっくら。そりゃあ酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞというものです。
渋谷在住・在勤の友人らがよく行っている立ち飲み屋「なぎ」。日本酒も豊富だというし、気になりすぎてそわそわしていたら友人が連れて行ってくれました。Thx!
お店の場所は道玄坂の百軒店。昭和元年に創業した古ゆかしいカフェ「名曲喫茶ライオン」のすぐそばです。
なぎは福島や会津の酒に強いとのこと。稲川酒造の七重郎・特別純米無濾過生詰原酒(グラス600円)をいただきました。はじめての、封をあけたての1杯目でした。うまし。
ぶりの刺身(600円)。さすが旬到来です。歯ごたえも脂ごたえもあります。
これはゆり根がんも焼(500円)。ほんのりと甘み、そして苦みのある一品。こういうつまみを立ち飲み屋で味わえるとは。いい時代です本当に。
そして飲み食いに夢中でぜんぜん写真撮っていなかったのですが、冒頭のさんまのぬか漬け(600円)が美味しくて美味しくて。「食戟のソーマ」ではコイツを炊き込みご飯にするという、さらにおはだけしてしまいそうな料理に仕立てていましたが、ツマミとしてはシンプルな焼き上げスタイルに軍配が上がるのではないでしょうか。
なおメニューを見ると、一人用の小鍋や定食もある模様。ああ、これはまた行くしかありません。