酔いお年を

記憶にございません

卯年は続く(アル添)

兎年と書くべきか。

一昨年の年末、友人に連れられて会員制兎居酒屋ことエスカイヤクラブに行く。元カノが働いていたこともあり、唯一気になっていたバニーガールクラブだった。

お代は飲み放題3時間つきのコースで5000円。見目麗しいバニーさんに給仕してもらって、このプライス。料理もちゃんとうまい。ゆったりとしたラウンジは居心地最高。えっ。50周年記念で入会金タダですって?

とはいえ1ヶ月6000円の会費はバカにならない。今日という日の思い出を抱いて生きていこうと考えたが、バニーさんと一緒になって友人たちが勧誘しまくり。てかバニーさんより詳しいじゃねえか、あんたたち。

「武者はカクが違うって言われるよ!」カク。角瓶くらいしか知んないよ。赤提灯専門ですからと言って(この辺りから記憶にございません)なんか入会していた。あ、申込書書くとき、ボールペンをムネから出してた気がする。すげえ。

で、昨年は7-8回ほど行ってみた。夜のコワーキングスペースとして仕事しながら揚げ銀杏つまんだり、新規のお客様との打ち合わせで使って「そのお値段だとできかねましてー」と言ったり、ライター仲間の女子とのデートに使ったり。さすがにデートだと15kくらいいくけど、喜んでくれるからよきかなよきかな。

会員費を払っていることもあるけど、シーズンごとにやってくる5000円飲み放題イベントやワイン&焼酎のボトルサービス、誕生月のディナーチケットなどがいただけるし、通常のメニューも決して高くない。それにボトルは、それを入れた店だけではなく、他の地域の店でも頼める。元カノいわくクラウドで残量を管理しており、会員カードをピッと通すとその量のウイスキーをボトルに入れてくれるシステムがあるのだそうな。新しい。生誕50年を超えた店だけど。

そうそう、10を超える店舗を持つ会員制クラブで、50年以上続いているってのもすごくない? 客単価2000-3000円か数万円の店じゃないと厳しいと言われる時代でも(店舗は減りつつも)残っているんだもの。この分野、全然詳しくないけど正直感服。

十分楽しんだ。入会記念にいただいた響のボトルはまだ残っているけど、もういいかな。そんな気持ちで、1年で脱会するつもりだった。でも気がついたらローストホースやクロッサムモリタといった、旨え店の会員になっている友達が多くなってた。いろいろお誘いしてくれる彼らに何か返せるとしたら。

ということで、今年も兎、続けます。リーズナブルなコースがイケるタイミングで、みんないこう。夕焼けと夜景が綺麗な西新宿店はコース適用外だけど。

好きこそものの力になる。 #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け

ライターの武者です。毎晩飲み歩いているだけだろと言われますが、失礼な! 週4くらいですよ!

気がついたらクラシコム長谷川くん( @hasex )から「昨日の飲み会で話したバトンをつなぐチャレンジ、概要をお送りします!」というメッセージが届いていました。え? 昨日何かあったっけ? おっかしいな、ビールの缶つぶしながら大笑いしていた記憶しかありません。あっはい、平常運転です。

 

togetter.com

 

趣旨は、前年12月~本年11月の期間内に公開された数多のWEB記事のなかから2本(うち1本は自分が関わったもの)選んで紹介するというもの。これいいなあ、うまいなあ、と思える記事はたくさんあったのでこの企画のキャッチコピーの1つ、「SEOでは計れない、価値がある。」を評価軸にして選んでみました。

 

5illy.me

 

鉄太郎( @Tetsutaro_S )が率いている、カッコよくてカワイイことばっかやってるMetaclaftのオウンドメディア、SILLY。彼らの目線でできること、興味あることを雑多に並べているガーリーサイバーパンクなブログなのですがこれが気持ちいいんです。WIREDDDN Japanに近いサイエンスな記事の次に、強引な”作ってみた”、そして唐突すぎるグラビアがくるという一貫性のなさ。他人の評価なんてどーでもいい、ZINにも似た小宇宙感にヤラれています。

ピックアップしたエントリーはVR+バーレスクダンスという美味しすぎる展開。360度、どの方向もステージ最前列かぶりつきなんです! SILLYが撮影をしたようですがちょい下から見上げる位置にGoPro置いたのはグッジョブすぎる!

 

www.hitorip.com

 

自分Sideのエントリーはネタフルのコグレさん( @kogure )たちとやってるオジ旅からピックアップしました。LCCや高速バスを使って安く旅をしよう。浮いた分は現地での飲み食いに費やそうという酒もラーメンもツマミも大ライスも大好きなグループで運営しているブログです。

各旅の同行者が、心と舌の琴線がピンときたときにスマホでその想いを綴るという、「好きなことやってますなう!」な気持ち100%で構成しているのですが、4月にスタートして2ヶ月後の6月にはスパリゾートハワイアンズさまに宿泊費その他をサポートしていただくという事態に。PVとかSEOとか一切合切考えていなかっただけに、自分たちのやりたいことを追求しているブログでも見てくれる人はいるんだという事実に圧倒されましたなあ。

 

クライアント様からご依頼頂いたシゴトはご期待以上のクオリティとなるよう、しいてはPVなどのスコアも高まるようにタイトルもリードも小見出しも本文も写真も句読点の位置もアレコレ作り込んではいますが、好きなことを闇雲に、大声で好きだーーー!、と叫ぶ前のめり感も大事ということに気づかせてもらった2015年。来年は違うことを言っているかもしれませんが、とりいそぎ今はこのピュアな気持ちを大事にしていく予定です。というか友人たちと鍋物的ブログ作るかも。

ほのかな塩と、キャベツ本来の甘み。そのままでも美味しいキャベツ焼き「忠考」 (横須賀)

 

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と、唐揚げ大王をヒップから。これも美味いのなんの。丸唐揚げですよ。
 
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行ってきましたIngress Mission Day Yokosuka。無事に4つのミッションを片付け、チェックインしてからドブ板通りで飲み、続いて大衆酒場な忠孝に。
 
横須賀グルメというとマグロかカレーかアメリカーナなメニューが浮かびますが、「横須賀ウォーカー・横須賀ジモト飯」によれば地元の野菜も美味しいんだってばさ!
 
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おめあてはこのキャベツ焼き。四角く切ったキャベツの炭火焼です。甘みあるキャベツと苦味の出た焦げめ、そこにパラパラっとかけた塩がサンバルカンすぎ。マヨネーズいりません。ソースちょいかけてみたかったけど、気がついたら食いきっていました。

 
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そして丸鶏丸唐揚げの唐揚げ大王。さっくりジューシー、飽きない味で、2人くらいでも食べきれそう。付け合せの砂肝もまた美味でした。
 
横須賀って都内からいくとちょうどいい距離なんですよね。
 
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Ingress Mission Day Yokosuka中に良さげなお店をいくつか見つけましたし、これは近々また行くことになりそう。
 
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なお、いい感じの闇もありました。もはや新人しかいないのではないでしょうか。むしろこうなる原因となった古くからの従業員さんとお話ししてみたいかも。
 
 

肉コンクールデレガンスがあるなら殿堂入り確実「大木屋」(日暮里)

 
 

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A5とかどこ生まれとか二の次三の次。有無をいわさぬこのボディを見よ。
 
古くから肉好きの間で語られ続けてきたガンダーラ、日暮里の大木屋におじゃましてきました。お誘いいただき、本当に有難うございます。
 
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予約している人が全員着席すると宴開始。まずはカツオのタタキが登場しました。前菜から全力です。味もそうですが、すべて食べ終わらないと次のメニューがこないので、うめえうめえいいながら箸を進めます。
 
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そして通称、肉のエアーズロックがいきなり降臨。え、これメインじゃないの!?  この芸術作品たる美しさの塊が!?
 
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さらにインサイドという部位の肉板も。背景にワンピースの「どんっ」が見えます。
 
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鉄板の上でダンスってる踊り子さんにはお触り禁止。お店の方が焼き具合をコントロールしてくれます。僕らがやることは、待つだけ。焼き上がりというスポットライトが当たるまでグラスを傾け酒を流し込みます。
 
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そしてきた。その時が。蒸さないのに、この鈍器に対して完璧に火を通しています。職人技だ...
 
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なおこの時点でのメガネコンディションは脂&脂。肉シズルを受け止めた結果、下手に拭いたら前が見えないレベルになっています。深く考えちゃいけない。いけません。
 
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メインもんじゃなう!この時点ではまだスクランブルするのみですが、タネの量に圧倒されます。
 
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牡蠣&ねぎ焼きなう!牡蠣は生か蒸しが最高派でしたが、表面カリッと中身ふわっと焼き上げるのもまたビューティフル! どれも美味しくて酒進みまくりです。いいのでしょうか。
 
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キャベツの海に沈むメンチカツ!これはまたでかい! 切り込み入れると鉄板のジュワジュワボリュームが上昇。ああ、肉シズルが滴ってんだなあ。
 
そして大量のキャベツと一緒に食べるメンチカツ美味いね...ジャスティスだね...。
 
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ラストオブもんじゃ! 焼きそばの量が多くてシメ炭水化物力maxです! いやあ、うまいですなあ。そしてみんなで作ってつまんで笑って飲むって最高です。また働こう。そして稼いで美味しいもの食べに来ようというモチベーションが湧いてきます。
 
本店の予約は難易度大とのことですが、支店は比較的イケるみたいですよ!
 
 

「お酒買っていこうよ」で、いいちこと2リットルお茶を選ぶくらいには訓練完了です

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夜の予定がなくなり、友人宅でご飯をいただくという新たな予定でスケジュールが埋まり、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

酒の仕入れのため、みんなでコンビニ寄ってみて。いいちこ黒霧島鍛高譚もあるコンビニで、ここは天国かと。

とりあえず酔う。そんな東京タラレバ娘的ショートカットを決めるなら焼酎ボトルと2リットルペットお茶。うん、これしかないすね。

冬がくる。今年も鍋の日々がくる。「豊田屋」(平井)

 
ああ、どうしましょう。
 
魚介に畜産に野菜の数々を出汁で丸ごといただく、鍋。HouseのようにBOMは一定ながら、箸でつまむ食材によって、キラッ⭐︎とした上モノが縦横無尽に動きまくってまあデリシャスな、鍋。今年もやってきちゃいますねこのシーズンがッ!
 
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さっそく友達に誘われて、平井の豊田屋に行ってきました。至福です。口福です。
 
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まずは鴨鍋から着鍋(っていうの?)。醤油とみりんベースの出汁味で、ビールにもチューハイにも日本酒にマッチします。

 
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ある程度いただいたら、オプションのとんかつ卵を頼みます。
 
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こいつらを豪快にダイヴさせ!
 
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卵とじに! あああっ! からりとしながらフワトロになった衣が、鴨の出汁を吸って! あああ!
 
これは実に大ライス案件ですなあ。けしからん。
 
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あんこうと白子を一人前ずつ。顔色がよろしい! この新鮮系のお色でよろしい! 
 
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臭みはいっさいなく、食べると口の中でぐわっと味が広がるの。さいこう。
 
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そしてレッドカーペットもとい、マグロ&ネギのねぎま鍋!!  あっさりめ故に、前述した鍋たちと比べてビギナー向けと思われがちですが、個人的にはコヤツこそがラスボス。ひたひたでしみしみの野菜と一緒に食らうともう言葉になりません。
 
一見して大衆居酒屋ですが、予約難な人気店。一人二人ならフラッといって入れることもあるかもしれませんが、テーブル席は基本常に満員です。行かれる方はご注意を。
 
 
 
 
 
 

しらす天国ここにありました「漁師伝説あさまる」(茅ヶ崎)

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残念ながらシケな日で、生しらすはいただけなかったけど! こんなレアメニューとの出会いが!
 
家事!節約アドバイザーでごはん友達の矢野さん(家事アドバイザー 節約アドバイザー 矢野きくのオフィシャルブログ 「節約&シンプル家事 矢野きくのs スマートライフ」)とLINEしていたら、どうにもしらす欲が抑えられずにいってきました茅ヶ崎へ。湘南・茅ヶ崎って実はしらす漁が盛んなんですってよ奥さま!
 
同店は網元が経営するお店。いろんなしらすメニューがあるだろうと期待していたら! マア! 本店は海側にありますが、駅前のココも確実にデリシャス! 同店をゴール地点として東海道線に飛び乗る価値アリアリです!
 
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お通しはさといもとゴーヤ。さっと煮て揚げてからの冷製かな。シャキシャキのさといもんが期待値を高めまくりです。
 
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この日の刺身はへだい、地キンメ、地タコ。湘南でキンメとタコって獲れるんですか!
 
特にタコがいい。適度な歯ごたえで噛みしめると旨味じゅんわり。これ、丼飯でいただいても幸せ一直線な味ですよ。
 
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さらに地キンメ炙り寿司がきました! 火にさらされてピピっと立った皮に芳醇な脂の甘みがふわっと広がります。
 
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そしてきました、しらす寿司。1艦だけ? いやいや、これがおにぎりサイズの軍艦におこぼれしらすなんですよ! 少食の人は、コレだけで満足できそうな勢い。茅ヶ崎、怖い(褒め言葉
 
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肝醤油とみりんで漬け込んだのか、甘辛な味わいが酒にも米にもマッチンしまくりな生しらすの沖漬けが...モウ...!
 
しかもツマミメニューなのにたっぷり! これまたごはんと一緒に頼んだら幸せとこれ以上食べられないという悲しさで泣く泣くお会計まっしぐらな一品です。
 
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最後にマグロやアジの餡を包んだ漁師餃子で〆。カリカリ&サッパリという味わいがお見事です。
 
駅徒歩数分でこんなお店があるなんて。茅ヶ崎すげー。また行きたい! 今度は生しらすが入荷している日に!